美容液の役割を一言で言えますか?
おそらく大半の人は「いい栄養分をお肌の奥に浸透させて…」
というイメージだと思います。
(私自身もそう思っていました)
しかしこれが大きな間違いだったという事に気がついたので、今回は美容液の浸透力と、役割について書いていきたいと思います。
Contents
美容液の浸透はどこまで?
結論から言うと、美容液が浸透するという事自体は本当!
なのですが、問題はその浸透する場所なのです。
よく化粧水や美容液の広告を見てみると、あたかもわからないようにちーーーーーーぃさく書いてあるんですがこれがポイント。
出典:https://www.nanoegg.jp/houreiex_lis/
一番下の米印に書かれている
「※角質層まで」
という言葉。
角質層とはなんぞや
角質層に浸透するならいいんじゃない?
と思うことでしょう。大半の人は。
しかしお肌の仕組み知っていますか?
ということで、見てみるとこんな感じ
出典:http://antiaging-love.com/?p=3550
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織で出来ているのですが、その中の表皮の一番上の薄い層です。
どれくらい薄いのかというと…
ラップ1枚分!!!0,02mm!
0,02mmの為に私たちはウン万円もする美容液を買っちゃったりしているのです。
もっと深く浸透させればいいんじゃない?
じゃぁ角質層の下の基底層まで浸透する商品を作ってと言いたいところですが…
「薬事法」という法律で、それはだめですよ〜という事になっているのだそうです。
なんでだめなの?と思う所ですが、
人間のお肌というものはそもそもバリアすることが第一の役割です。
ですので、とても優秀に出来ているお肌は、外から何か侵入者が来たら
「出て行けー!」「お肌を守れー!」と何らかのサインを出すのです。
そのサインが痒みや炎症なんですね。
つまり、角質層以下に浸透してしまうと、何かしらのトラブルが起きる可能性が非常に高くなるという事から禁止されているという事です。
浸透するって言ってる商品もあるけど…
「皮膚の基底層に働きかけて、細胞分裂を活発化する」
などという事を言っている商品もあるぞよ?
とい事も気になるのですが、ある意味間違っていないそうなのです。
「なぜ?」かというと…
健康な肌にはほとんど浸透しないけど、お肌のバリア機能が薄れている場合は浸透するよ
という、またなんともややこしい話だそうです。
え?じゃぁ炎症が出てきてまずいんじゃない?
と思うところですが、その効果はかなりの少量のため、無視していいレベル。
ということなんだとか。
絶対に浸透しないの?
角質層以下には絶対浸透しないのかというと、実際には微量ながら浸透しているという事はあるようです。
そして、イオン導入という方法であれば、角質層のもっと奥まで浸透していくようです。
エステサロンなどでも多く取り扱っていますが、皮膚科などで行うほうがより安全です。
じゃぁ美容液の役割って何なの?
一言で言うと「バリア」と「酸化を抑えること」です!
いい成分を浸透させるのではないのですね〜。ビックリ。
「セラミド(外部からの刺激を抑える)」や「ビタミンC誘導体(抗酸化成分)」が入った美容液がいいようです。
※ビタミンC誘導体正式名称は超覚えにくい「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(別名APPS)」という名前らしい
オススメは?
実際に私自身はまだ使用していないので詳しくは記載できませんが、松田聖子さんのCMでもお馴染みの「アスタリフト」という商品がとてもいいようです。
9000円くらいすると聞いていて、ちょっと高いな〜と感じていたのですが、1000円のお試しがあるようなのでこちらから試していくのがオススメ^^
まとめ
・美容液が浸透するのは、肌の表面のラップ程の薄さしかない「角質層のみ」
・化粧品は角質層までしか浸透させてはいけないという法律がある
・エステや病院などの「イオン道入」という方法であればもっと深くまで浸透させることは可能
・美容液の役割は「バリア」と「酸化抑制」
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